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CAEの使い道

せっかく3次元のCADを入れたのだからうちの職場でも
CAEをやりたい
営業トークに使えそうだという魂胆からこんな話がやっ
てきた
まあ私も嫌いな方でなし、少し勉強してみようかという
ことになった
面を使ったCADから何が出来るか、金型設計のニーズ
と出来る事が一致するのでないと面白くない
例えばひけによる面のたわみがシミュレーションできな
いか、バリがでるかどうか予測できないか
金型ではこの辺がニーズが高いと思った
いままで事務処理で生産計画や所要量計算、CADでも
3次元測定機とのリンクといったそれもどきをやってきた
のだがどうも勝手が違う
まず、データ操作が出来ないのである
3次元の面情報をIGES変換して文字情報にできない
IGESがサポートしていない
座標データでは量が多く、しかも粗すぎる
メーカーに聞いたがどうも教えてくれない
秘密にしたいのでなく、メーカーでもたまたま今はこうと
いった感じで発展途上なためバージョンアップ毎に形式
が少しずつ違うらしいのである
市販のCAEを見たがまだ相当高くその割に効果が見えず
しかも大量の実験データが必要でそのデータでシステムを
精度アップさせるのだという
私が設計ノウハウを吸い上げてプログラムに反映したよう
な作業が伴うらしい
結局頓挫した

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