TOP 自分の思い 邪馬台国 バイク 瓢箪 霊場巡り 囲碁と将棋 CAD/CAM 生産管理 海外の思い出 索引
4 石の生き死に
天石流では全ての石が磁場で結ばれており、切断されれば新たな磁場を作りに行く
磁場で結ばれた石は終盤でそのまま地になるので生き死には心配しない
むしろ生死を心配せずに磁場で形成された模様や勢力の増強に努めれば良い
また切断された石の生死には頓着しない、生に執着すれば大局を見失う
むしろ切断された石を殺してもらうように積極的に仕向ければ仕向けるほど
逆に相手は殺しにくいものである(序盤6項)
5 ただし、中盤の最後の方では生死について決着を着けねばならない
相手が完全に息の根を止めに来たその瞬間に小さく生きる技術は天石流を
活用する上で大切なテクニックである
特に3三の周辺の生死については徹底的に習得しておくこと
相手の7の七の模様を消した後、3三で生きれば相手の地は辺だけになる理屈である
6
地とは躍進の土台である、それ自体は2〜3目の地でも生きているという根拠から
中央(天元方面)への広がりを見込めるところに価値がある
その天元を先回りして占拠し、更に最も地になり易い隅を3三で生きることで占拠すれば
相手は効率の悪い辺で先々の発展の無い地を確保するのみとなる
これが天石流で隅の星の次に天元を優先度に置く理由である
7 中盤における天石流布石の課題
3項で石と石の繋がりの強さは距離に反比例するとした
また縦横方向に対し斜め方向は2倍の距離があるとした
盤面を見て欲しい、隅の星(4の四)と辺の中央の星(10の四)、天元(10の十)の距離を
この考え方で図ると各々次のようになる
距離
隅の星と辺の星 6
隅の星と天元 12
辺の星と天元 6
すなわち天元が隅に与える磁場の強さは辺の石の半分という計算になる
確かに天元の石は四法八方に磁場の影響を与えており総合的な影響力は最も強い
かも知れない
しかし天元は具体的な磁場の強さでは辺に負けるようである
戻る TOP 天石流TOPへ 次へ