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手の大きさの計算
出入りの差
相手が打った場合とこちらが打った場合の差異、つまり和が出入りと呼ばれる
例えば、黒石が2個当りになっており白が取り、取り後がそのまま白地になる場合
黒が逃げた場合に比べて4目の出入りがあると計算する
次の着手の大きさ
打った手の次に、更に相手の陣地を侵略する手がある場合は侵略する地を見込む
これは打った手の次の着手をする可能性が半々の場合(両後手、両先手)折半して
半分を侵略したと計算する
こちらが片先手の場合は侵略分を全て足す、相手の片先手なら足さない
読みのレベル差
上級者は初級者に比べ同じ場所でもより価値の高い場所に打つことがある
例えば大ざるを知らず、桂馬すべりをした場合とでは3目の差が出来る
この場合、初級者にとっては6目の手に見えても、上級者にとっては9目の手になるが
初級者は自分で判断した手の大きさで打つことになり、その分寄せで損をすることになる
「手がある」かないかだけは、経験と知識の世界であり、地場計算法では解決できない
パターンを記憶するのも一法である
さんざん理屈をこねておいて最後に覚えろでは何かと思うが、
寄せのパターンについては、コンピュータのニックネームで名高い石田芳夫九段の著書
「碁の計算学入門」が最適である
この本で寄せの考え方、計算の仕方から書いてあるが、いちいち計算するよりも掛け算の
九九のように時には暗記も必要であると考える
以上で天石流に対する自己流分析を終わる
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