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海外の思い出7

車の運転
現地で暮らし始めて、最初は送り迎えしてもらっていたが、その内慣れてきて
車を借りて休日に自力で出かけるようになった(先輩のアドバイスで日本で国際
免許を取っておいた)
初めて乗った時は困惑した、理屈では右と左が逆と判っているのだが、つい
ワイパーを操作してしまったり、左側を走りそうになったり・・・
怖かった
慣れるに従い合理的なフランスの交通ルールや判りやすい標識のファンに
なった
どんな交差点にも国道、県道、市道の区別と番号がふってあり、行き先も
適切である
なにより信号が無いのがいい、交差点の中央は盛り上がっており入れない
その周りが円形の道になっており、4方から来た道は一方通行で進入する
まっすぐ通過するには半周して円から出れば良い

サークル

全ての車が一時停止しなければならないが、信号待ちが無い、第一電気が
いらない、中央にやや土地が必要だが、右折や左折の車線がいらないから、
トータルでは少ない土地で運用できる
サークルと呼んでいたが、日本ではなぜ普及しないのか不思議である
まず田舎で電線が近くにないような場所からやってみればいいのにと思う
中央は草だらけにならないように、ブルーシートでもかぶせ、かんばんでも
立ててスポンサー費用を貰い、経費の足しにすればと思う
最も有名なサークルは、パリの凱旋門の周りである
凱旋門への道路は確か7方向に放射状に延びており、交通量も多い
あそこに信号を作ったら大渋滞と思う
確か車のコマーシャルでやっていた

速度制限も日本より高めの設定であった、私の運動神経で50キロでは怖い
と思う場所には40キロとなっていた、ちょうど良く感じた
普通のドライバーが普通に走れる速度を設定してあるので、ストレスなく制限速度
を守る事が出来る
高速道路は制限速度が書いてなかったが、140キロ位らしい
これも私のレベルに合っていた
車に限らず、権利と義務、責任と自由といったことを考えさせられるルールが多
かったように思う
先に書いた飲酒運転もそうである、またBARは多かったが泥酔者はいないそうである
部屋から一歩出ればホテル内でも外出着を着る国である
酒に酔うという事は、隙が生じると言う事、つまり自分の身を守れなくなる=危険
ということ、そういうことはしないのである
制限速度も同じ、スピード違反を取り締まるというより、事故の責任は取れよと
警告してくれていると感じる
自分で制御できないスピードで走るという事は、自分の身を自分で守るという
法則に反する、そういう人はフランスに住み、車を運転する資格はないのである

会社の車ではモンサンミッシェル等周辺の有名な所へ遊びに行った
楽しい思い出を作る事が出来た、車に乗れるよう配慮してくれた人に感謝している


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