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その他要因
ライバルの存在
強力なライバルがいて、顧客よりもライバルに負けないように新製品を
出すような業界がある
A社でターボを出したら、B社も対抗商品を出さざるを得ない
車業界は世界中のメーカーでトレンドへの追従を余儀なくされている
最近は、燃費と安全へのアピールが特に必要であろう
その場合もライバルの先を越すか、即座に追従するかどちらかでなけ
ればならない
だから生産形態も在庫の少ない生産形態にしないといけない
進歩性
製品そのものが黎明期の場合、進歩が早いため設計から生産までが
短く、また作ったものはすぐに売り切る管理が要求される
部品の共通化はされない前提とならざるを得ない
製品の在庫も許されないため、自社だけでなく部品メーカーも含めた
対応が必要であり、うまくいってない時の余った部品の引き取り契約や
どこまで注文確定とするかなどの問題を事前に取り決めておく必要が
ある
経営ポリシー
経営ポリシーはある意味何よりも優先する
その会社の存在価値の主張といってもいいかもしれない
それが生産形態に影響を及ぼしている事がある
例えば従業員が買わない商品は作らないというポリシーの会社がある
従業員もお付き合いで自社製品を買うケースはあるが、本音で従業員
が買いたくなる製品を作るのである
従業員はある意味で最も厳しい顧客である、業界のライバルの存在や
自社製品のウィークポイントを熟知しているからである
それでも買うならそれは業界一を意味する
また、会員以外のお客をあえて対象外にするポリシーもある
一見さんお断りという京都の料亭などはその代表的存在である
一流ブランドの維持戦略の一つである
来るなと言われれば行きたくなるという心理を利用しているが、それだけ
でなく生き残りの知恵なのだと思う
一流の顧客を相手にするには自分も一流でなければならないという知恵
を感じる
独自性
他社が入ってこれない仕事と言うのが稀に存在する、こうなってしまうと
非常に強い会社になる
反面生産方式は独自性を生かすために、ゆるいものになりがちである
それがコストに反映し、顧客は高いものを買わされる事になる
だから最大のライバルはコピー商品と代替商品である
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