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LSD分析
LSDとはLiving、Sleep、Deadの略である
つまり、在庫が生きているか、寝ているか、死んでいるか
現在も出荷されている、時々僅かに出荷がある、もうしばらく出荷したことがない
この3種類に分類し、それぞれに対して対策を講じる
LSD分析をするためには日々の入出荷の状況を長期にわたり記録し、また定期
的に在庫の実数把握をする必要がある
個人的には、実務レベルでの矛盾をこの辺りに感じる
実務担当ならば、何が滞留し、何が不足しているかぐらいは大まかに把握している
そして仕事の分野に関する正しい認識があれば、スリープになる前に関係者に警
笛を発するぐらいはやっているはずである
それにも拘らず生産され倉庫に運ばれた場合はもうほとんどデッドストック決定で
ある
その後では対策を打ちようがない、半年、一年して売れないものが次の年に売れる
事はまずない
だから担当者にとってはLSD分析は自分の到らなさを上司に報告するための道具
でしかないように思う
それまで外野にいた人間が手っ取り早く現場の状況を知る手掛かりの一つと思う
でもどんなものが在庫になっているかは判っても、だからこうすれば良かったのに
ということになりかねない
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