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私とコンピュータゲーム
ゲームにはどんなジャンルがあるか分けてみると下図の様になる

比較的簡単なのは反射神経型である
テニスゲーム等は「ONE LINE PROGRAM」といって、BASICで
1行で書くのが流行った位である
専門知識が必要なのが思考型の中でも将棋やチェスであった
これは人工知能の研究者が特定分野で研究成果を試すのにも使われ
たほどである
次の手を決めるのに更に先の手を読むという手法が研究された
私もかなりの時間をかけて勉強したが難しく良く判らなかった
それでも作品として、オセロをやるプログラムを作った
3手読みするものだがバグが無くならず時々変な手を指した
一時期倉庫番というプログラムが流行った、ロジックが簡単だし、試行
ルーチンがないので、私も作った
CADシステムの図形処理言語でも作ったが、今なら業務中の怠慢で
罰則を受けても仕方がない内容だった
業務用コンピュータでは反射神経型のゲームは作りずらい
前のページで書いたモナリザの絵のようなのは右図のジャンルではど
こに入るのだろう
バイオリズムや相性診断も内緒で作ったが、やはり右図のどのジャンル
に入らない気がする
ゲームとは呼ばないのかもしれない
なお私の様にコンピュータゲームを自前で作ってみたいという方のために
ゲームに必要なアルゴリズムの一覧を作ってみたので参考にしてほしい
コンピュータが最初に使われたのが砲弾の軌跡の計算だったと聞いた
ことがあるが、シミューレーションのいうのは人間が手計算でやるのは非
常に手間が掛る、正に自動計算の世界である
ウィザードリィも最初はボードゲームだったらしいが、パソコンで出来るよ
うになって大きく発展した
ああいう自分の世界に閉じこもるタイプのゲームは複数でやるのが無理
があるし、ジャッジマンが必要というのも大変である
自分の指示した通りに忠実に動くというのは、快感が伴う
プログラマの魅力とはその辺にあるのかもしれない
更に魅力的なのが、自分が設定した世界で自分の予期しなかった方向
へどんどん進んでしまう、それを眺める楽しみである
シミュレーションはコンピュータある限り、無くならない知的な楽しみと思う
昨今のように、どっぷりはまって現実世界と見境がなくなってしまうのは
困りものだが、気持ちは良く判る
現実世界で飯を食い、その活力で仮想世界を飛び回る
そう割り切らないといけない、現実の辛さから逃げ出してしまったり、仮想
世界の様に現実世界で周りの人に暴力的に当たったりしてはいけない
結果的に損するのは自分である
シミュレーションをやる人には、現実世界も仮想世界も両方でたくましく
生き抜く活力が求められる、それが資格であるといえるのかも知れない
シミュレーションといえども、義務も責任もあるのである
これからお話しする「LIFE GAME」というのは、シミュレーションに入
ると思う、コンピュータでなければできないゲームである
指示する楽しみより、意外な方向に進んで行ってしまう楽しみと言おうか
ぜひ、自分のパソコンでプログラムを作り楽しんでほしい
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