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宇宙論考察

宇宙の起源と現在の宇宙が膨張しているということについて
この手の話は興味が有り、本やテレビで放送が有ると良く見ている
宇宙は138億年前に、何もない所から突然発生し、38万年後に
見えるようになり、それから膨張し続けて現在にいたっているという
そこまでは過去の出来事であり、また証拠となる現象も捉えられて
いるようなので、どうやら本当らしいと思っている
しかし、現在も膨張し続けている原因として、ダークマターという物質
と、ダークエネルギーというエネルギーが目に見える物質よりも多く
宇宙空間に存在するという話が私にはどうにも納得できない
まあ、私ごときが反対しようがあるんだからしょうがないといってしまえ
ばそれまでだが・・・
これ以降の話は私の勝手な想像であり根拠は何もない
従って証明も出来ないが、宇宙論というのは証拠が上ってから考える
のではなく、仮説を立てるほうが先で、証拠は仮説に基づいて探す
のが当たり前らしい
今までもアインシュタインの物理学だけでなくさまざまな仮説が有った
が事実と矛盾しない仮説はアインシュタインの仮説だけだった、だから
相対性理論は正しいというのが、現在の状況らしい
しかし、ついにアインシュタインの一般相対性理論で宇宙定数を設定
しないとダークマターやダークエネルギーが説明できないところまで
来たようである
宇宙定数が定数ではなく仮に変数だとすると、これは宇宙に存在する
力が4つ(大きい力、小さな力、電磁気力、引力)ではなくもう一つ存在
する事になる
そうすると、ビックバン宇宙論の根底から考え直さねばならなくなり、
量子論ももう一つ変数が加わった形で再構成される事になってしまう
今までの理論を大きく変えずに済みそうな方法が一つだけあるという
のが私の提案である
それはアインシュタインの理論の前提である光の速度が一定という
部分を見直すことである
一般相対性理論は、一口に言えば光の速度が一定とした場合は、時
間と距離が重力の影響を受けて変化するという理論である
従って重力が有る程度強くなると、時間がゆがめられ、速度が一定の
はずの光が重力から脱出できなくなりブラックホールが存在するという
一見矛盾した現象が発生する
ブラックホールや相対性理論を勉強した人は私と同様にこの矛盾に
気が付かなかったのだろうか、仮に気が付いたとしても、偉い学者が
異を唱えないのだから多分合っているのだろうと思ったのか
また、双子のパラドックスという、相対性理論で考えると常識では理解
できない現象が発生するらしい
これは、特殊相対性理論の場合であり、私の理解では一般相対性理論
では、矛盾しないと思っているが・・・
光速度一定の前提がくずれるのは、もっと大きな系でと思っている
最低でも銀河系レベルのスケールで光の速度や時間、重力、距離を
考える時、その関係式が今のシンプルな式ではなく、もう一つのパラメー
タを加えた形になっていると思うのである
もう一つのパラメータは空間の曲率である
3次元空間に置き換えて我々の地球をモデルに考えるとまっすぐに進む
光はいわば地球の表面を進むように例えられる
これを無視して平面で方程式を組み立てているように思えてならないの
である
そうすると例えば日本とアメリカの距離を地面の中を進めば8000Km
なのに表面にそって進むと10000Kmになる様に誤差が大きくなってくる
距離が離れれば離れるほどその誤差が広がる
我々の宇宙は4次元空間で曲がっていると言っておきながら、そのパラメー
タを反映していない
仮にそのパラメータが入った場合は光はある程度の距離になると速度が
速く見えるに違いない
その速度補正を行うと、宇宙に起源は138億年ではなく、もっと短くなり
宇宙の大きさは小さくなる
また銀河の自転のような一周が何億年もかかるような事象は引力が伝わる
速度が遠くなるほど遅くなるため、現在観測されているような外側と内側が
同じ速度で移動する様な形態になる、つまり、ダークマターは存在しない
また宇宙の膨張速度は観測値よりも遅くなり、ダークエネルギーを仮定
しなくても説明可能になる
・・・に違いないというのが私の仮説である
この私の仮定を検証する事はものが目に見える光だけにかえって厄介である
しかしダークマターという目に見えない物質も厄介だが、ダークエネルギー
というのは反発力なのである
ダークマターよりももっと厄介である
宇宙はそんなに複雑ではなく、我々が複雑に考えてしまっているだけなの
に違いない
私は宇宙は神が作ったとは思っていない、自然現象だと思っている
生物の様に進化したのならともかく、最初にボカンと爆発してそのまま自然
法則に従って進化ではなく変化しているだけなのだ
先の自然界の4つの力を一つの理論で説明しようとする大統一理論も同じ
ような動機から考えられているに違いない
私も4つが5つでもいいが最終的に1つのボカンに集約されるのが当然と
思っている
そうすると、斥力を考えないと宇宙の膨張が説明できないとする、相対性理論
を前提とした考え方ではなく、斥力を仮定しなくてもいい考え方がより具体性
が高いと思う、宇宙膨張のモデルを見ると、途中に膨張が一旦収まりかけた
のが、再び膨張を始めた様に見える
ビックバンから何億年もたった段階で、斥力が効力を発揮しだしたという
ことらしい
これをある程度以上距離が離れると、引力や時間が空間の歪みで及ぼす
効果が変化すると考えて説明できないかという事である
具体的には
E=mc^2の中のcがc=c´*(1−√k)のように曲率が大きくなるほど速度
が遅くなることが考えられる


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