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実力と運の比率

オリンピックの競技として開催国で幾つか新たに追加できるそうである
日本ではボーリングを考えているようであるが、私は反対である
私自身はボーリングは嫌いではない、3ゲームトータルで660を出した
事もある、今は仲間がいないためやらなくなったがテレビ番組は見てい
る、それ故に反対なのである
オリンピックの競技なのだから最終的に強い人、うまい人が勝つべきと
思っている
しかし、普段は平均で行けば160位の実力であった
私でさえ660を出
せるのである

仮にたまたま私がオリンピックの出場がかかった試合と本番の両方で
このスコアが出せたら私でもオリンピックで優勝してしまうかもしれない
ボーリングというのは偶然性が強いゲームであると言える
だからこそ素人でも良いスコアが出る事があり、人気があると言える
一発勝負の場合は、たまたま良いスコアが出た人が勝つ、こういう競技
はオリンピックには相応しくないと思うのである
例えば将棋の様に全く偶然性の無いゲームもある
スポーツで言えばテニスなどは偶然性が少ないと思う
上位の選手が負ける場合は体調や故障が原因だったり、相性が悪い
といった周囲も判る原因である事が多い
また陸上競技も偶然性が少ないと言える
だから優勝候補が予選敗退するとニュースになるのである
おそらくボーリングでは決勝に進むのはくじ引きとほとんど変わらないか
極端に実力が抜きんでた選手になるに違いない
仮にボーリングで実力の比率を大きくするのならゲーム数を多くする事が
考えられる、100ゲーム位やって競えば実力値に近くなるのではないか
それが面白いかどうかは別にしてそうしないと努力が報われない選手が
多発する様な気がしてならない
関係者は選考するスポーツについて私がボーリングを知っているのと同じ
くらい知っているのだろうか
単に競技人口とか協会の権力とか力関係で決まったのだとしたら、日本の
見識が疑われるようで嫌だ

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