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ダイエットの心理は危険思想
私は身長が180cmある
日本人としては背が高い方である
BMIとかいう太っているか判断する基準があるらしい
それによると私はちょうどいい体系らしい
この間健康診断が有り、後日会社を休んでくるように
そうしないと結果を渡さないという召集令状が来た
やむを得ず会社に無理を言って休みをもらい、行って
みたら、女性の保健婦さんが対応し、太り過ぎだという
その根拠を聞いてあきれた、ウエストが95cmあるか
らだという、85cm以下でないといけないらしい
反論せざるを得なかった
その保健婦さんは難しい理屈を唱えるタイプではなく
ただマニュアルに書いてあるからそう言っているよう
だった
普通の人なら聞き流していい加減にやり過ごすのだ
ろう
しかし、私の場合馬鹿なのである、適当に聞き流すと
いう事ができない
判っているのだがついつい反論してしまう
今回もつい切れてしまった
「それではジャイアント馬場も小錦も85cm以下でない
といけないというのか、ふざけるな
身長210cmの人や骨盤が85cm以上ある人が平均
値で語れないことぐらいわからんのか」
こんな感じで怒りだした
その場はまあまあということで引き上げた、私も大人げ
ないと反省した、会社を休んだ事や毎年呼び出されて
いること等が頭をよぎったのである
ここ5年間で保健所の態度がますます過激になってい
るように思われるのも一因であった
昔から、理論的に間違っている事が風評として本当で
あるかのように広まる事に大きな抵抗感を持つ方であ
る
たとえ100人が右といっても理論的に左であればだれ
はばかることなく左と言ってきた
地球温暖化で東南アジアの小さな島国が沈んでしまう
と年末の紅白歌合戦でNHKが放送した時も、驚いた
理論的に温暖化で水面が上るのは気温1度で0.3mm
である、反対に水面が下がるという理論さえある
島が2〜3度程度の温暖化で沈むわけがない
原因が北極の氷が溶けたからだという
コップに氷を浮かべて、水面に線を引き、氷が溶けて
から水面の変化を比べて見るといい
全く変化していないはずだ、これはアルキメデスの原理
だと小学生の時に習ったはずだ
南極至っては大陸の気温はマイナス何十度なので、
温度が上がるとかえって氷が増えるはずと聞いた
もっともあそこは世界で一番乾燥しているそうである
従って南極大陸の氷が溶ける事もありえない
私のウエストに話を戻すと、私はやせ型なので普通の
人よりもウエストが細いのが本来の適正値であると
思っている
ただし私の体系はやせ形にありがちな骨盤が横に張
って大きく、反面肩幅は狭い体系である
だから、腰のくびれた所では数値が小さいが少し下が
ると骨盤の影響で急に数値が大きくなる
そして最も痩せていた子供の頃でもウエスト82cmで
あった、ズボンがはけない、骨が邪魔するのである
だから85cmというのは私と同程度の身長の人では
相当痩せていないと厳しい基準のはずである
ましては肥満体形の人ではクリアは不可能と思われる
しかしそれは不合格なのではなくそう言う体型がその
人にとって当然なのである
この当り前の事を現在の健康管理を推進する人達は
否定しているのである
BMI(Body Mass Index)についても私は反対である、
身長と体重の関係が身長の2乗に比例する形で表さ
れている
BMI=体重/(身長)X(身長)
これも小学校で習ったと思うが体積は長さの三乗の指
数である、つまり縦X横X高さでなければならない
本来は乳幼児の体形を表すために使われる指数である
乳幼児ならば身長に個体差が少ないため、有効かも
しれないが、大人では可笑しな事になるのは目に見え
ている
例えば日本では22がBMIの基準値とのことだが、身長
140cmで体重43Kgの小柄な女性でほぼ22となる
ややふっくらしているほうかもしれない
一方身長200cmの大柄な男性ではBMI22とすると、
体重は88Kgでなければならない
これでは激痩せであろう、死ぬ一歩直前である
BMIとはあくまでも身長が平均的な日本人の基準であり
平均から遠く外れれば外れるほど当てはまらなくなる
当り前だ、3乗の値と比例するものを2乗で適合できる
訳が無い
健康志向は大いに結構だが、過敏に反応するべきでは
なく、ましてや間違った考え方に迎合してはならない
声を大きくして言いたい、
もっと痩せろというのは間違った考え方である
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