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民芸品は商売にならない

瓢箪を作った話を別のページで書いた
別に商売にしようと思ったわけではないが、どの位の商品価値が
あるのかと調べた事がある
調べるといっても、売っている物の値段を見ただけだが
道の駅等では、無地で中の種を出し切っていないものを300円で
売っていた、200円の場所もあった、大きさは高さ10〜15センチ
程度の千成り瓢箪だった、20〜30センチの普通の瓢箪は500円
程度だった
中の種を出していないのは良く判る、ものすごく手間がかかるのである
高かったのは高崎観音山の店で、20センチ程度の瓢箪を2000円
で売っていた
もちろん売れている気配はない、1ケ月程していっても全く置いてあ
るものに変化が無かった、私だってこの値段では買わない
では一体いくらにすれば、飛ぶようにとは言わないがそこそこ売れる
のか、自分が買う立場で考えると、小さいもので200円、大きいもの
で500円程度が限度かと思う
それに絵や文字が書いてあると商品価値が上ると思うが、反面買い
手の嗜好に合わないとダメなので売れ残りが想定される
たくさん買うかと言ったら1個だと思う、2つ買っても置き場所が無い
せいぜい一個だ
だから、瓢箪をいいなと思った客がいたとしても、リピーターには成り
えないのである
食料品なら美味かったらまた買いに来るだろうが、瓢箪はそうはなら
ないと思う
包丁や着物などの消耗品は修理とか修繕、また壊れたり、すり減れ
ばまた買いに来てくれる可能性がある、それでも食料品を100とす
れば1とか2位の量しか売れないと思う
せいぜい数年に一度、包丁の歯が減ったので買いに来たといった
非常に周期の長い商品が民芸品の特徴ではないかと思う
瓢箪は民芸品よりも更に売れない、商売にするのは諦めた

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