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原単位

正常な作業で出来る基本時間内での作業量を原単位と言う
改善活動をやる上でまずこの考え方の重要性に気が付く
今までの仕事を改善して前より良くなった、最初はそれで満足し、もっとやろうと
いう事になる
もちろんそれで間違っていない
だが何度か同じ仕事の改善を続ける事になり、さてということになる
もともとこの仕事って何が正解なの?、どこまで改善すれば終わりと言えるの?
正しい仕事の仕方について初めて考える事になる
正味の仕事と付帯作業、余計な作業だが今のところ省けない作業、今すぐ省ける
作業というふうに分類しようとして、IEを思い出す
昔から基本はそんなに変っていない事に改めて気が付く
そもそも改善点に気が付くという事自体もそうだ
我々は自分なりの基準あるいは標準を持っていて、それと現実を比較して、ギャップ
を感じるから改善しなければと思うのである
各人のもつ標準をものさしと呼ぶ、このものさしが原単位に近いほど改善点は
たくさん見つかる
しかしそれは非常に精神的に疲れる事になる
なにしろ身の回りにある仕事のほとんどがムダばかりであり、それがゆっくりとしか
変化しないからである
その内感覚がマヒしてくるのを必死にこらえて感覚を研ぎ澄まし続ける
改善マンとしてやっていくにはそうするしかない


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