TOP 自分の思い 邪馬台国 バイク 瓢箪 霊場巡り 囲碁と将棋 CAD/CAM 生産管理 海外の思い出 索引
目算流とは
天石流とは別に全てを目数計算で判断する考え方がある
この考え方の長所は序盤、中盤、終盤の区別がないことである
反面碁の面白さの一つである構想の実現というプロセスを自ら
放棄するためつまらないという人もいる
勝つための一法として紹介する
終盤における侵略の一手が何目に相当するかを読むのは少し
囲碁をかじった人なら誰でも出来ると思う
それでは何も無い盤面での第一手はどう計算するのか
大まかに陣地が増える分を見積り、その地が実現する確立をかける
例えば4の四の星に打つと、隅の地が9目、辺の地が10目+10目
中央は辺の半分と見て5目、およそ35目の地に影響を与えたことがわかる
その星に白が小桂馬掛かりした場合は黒の陣地がおよそ半分になり
白の陣地がその分増えると考えれば良い
白の目数は黒の減った分+白の増えた分でありおよそ30目である
小目や目はずしも同じ価値と見る
星から小桂馬に締まった場合星と小桂馬の間の地の確定度が高まり
辺への地が1間分広がる、また中央方向の地というよりも勢力が強まった
これらを総合して15目程度の価値と見ることができる
2つの石の間の天石流でいうところの磁場を何目に見るか
距離と目数の関係を反比例とし、石が並んだ場合の磁場の強さを1とし
距離を1とすると、1間飛びでは距離は2、磁場の強さは0.5となり
目数=2石の間の距離X磁場の強さ の関係が成り立つ
地点の石から影響を受けた同心円状の総目数は常に1であると計算する
これが正しいかどうかは証明できる問題ではないが感覚的にほぼあっている
少なくとも最初の第一着を天元に打ったときの感覚は正しいと信じる
以下の論理はこれを中盤にまで正しいと仮定して進めている
TOP 次へ