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北海道旅行記
2.フェリー
<本州を走る>
当日の午前中に妻に心の中で手を会わせながら
荷物を車に積み込んだ
妻は毎日飲んでいる薬等を細かく確認しながら
快く送り出してくれた
本当は私より100倍旅行が好きな妻が行きた
かったに違いない
高崎を出発し、高速に乗った、群馬県は高速道路
が十字に横切っており、高崎、前橋周辺は、乗り場
も沢山ある、車で遠くに出掛けるには便利な場所で
ある
仙台へは昼食休憩なしで4時間、350Km位であ
る
用心のため午前十時に出発したが、午後3時にはフ
ェリー乗り場に着いてしまった

近くにイベント会場が有り、陶器市というのをやっ
ていたので、そこで時間をつぶした

手続きも一泊の大型船は初めてだったが、申請書を
書いたり、車を乗船所に持っていったりと時間に余
裕があったので無事にできた
<フェリーの過ごし方>
約90分かけて全員乗り込むと、舟が出航する前か
ら手慣れた人達は、風呂に入りに行ったり、持参し
た弁当を展望用の椅子にかけて携帯を充電しながら
食べたりしている
私は2等船室というごろ寝する場所に用意された薄
いふとんに座って、さあどうしようとのんびり構え
る事にした
どうせ明日の11時まで船の中なのでまず、全体を
見回って、映画館やゲームセンター、食堂、売店等
を確認した
携帯はバッテリー充電式の充電器を買っておいたの
で、携帯毎かばんの中に入れて、明日の朝までその
ままにした
携帯がこれだけ普及してくると充電する場所の奪い
合いになるのは目に見えている、案の定であった
売店でビールを購入し、一杯やりながら海を見て、
食事の時間を待つ事にした
食事はバイキング形式でテーブルは乗船人数に比べ
レストランで食事する人数が少ないせいか比較的余
裕があり、ゆったりと食べられた
やがて出航したが、船が大きいせいかほとんど揺れ
ない、横になって目をつむり、100円ショップで
購入した目隠しをすると、全く気にならない
少し安心したらウトウトしてそのまま3時間ほど寝
てしまった
目が覚めてから下着が汗臭いので風呂に入って着替
えた
車に10枚ほど下着を詰め込んでおき、当日泊る場
所には小さいバックで1回分だけの着替えを持ちこ
む作戦である
本を持ってきたがすぐに一冊読んでしまった
もう2〜3冊持ってくればよかった
もう一度寝て次に起きた時は朝の5時30分、いつ
もの起床時間だった
朝食まで2時間程あり、食べた後も11時まで何も
することが無い
ミニコンサートが開かれ、昨夜の奏者が1時間程演
奏してくれた、プロの中でも上級者であることは私でも
理解出来た

船旅というのは暇だという事が実感できた
船が着いたというので車に行ったが降りるまで20
分程待たされた
待つというのは長く感じるものである
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