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7.1 峠の感想 群馬
目次
1.三国峠(群馬県水上町 国道17号線 新潟県湯沢へ 2016年)
2.坤六峠(群馬県水上町 県道63号線 片品村へ 2025年)(こんろく)
3.金精峠(群馬県片品村 国道120号線 栃木県中禅寺湖へ2016年)
4.背嶺峠(群馬県川場村 県道64号線 片品村へ 2016年)
5.椎坂峠(群馬県沼田市 国道120号線 片品村へ 2017年)
6.今井峠(群馬県沼田市 国道145号線 中之条町へ 2017年)
7.大道峠(群馬県月夜野村 県道53号線 中之条町へ 2013年)
8.暮坂峠(群馬県中之条町 県道55号線 六合村へ 2011年)
9.野反峠(群馬県六合村 国道405号線 野反湖へ 2016年)
10.渋峠 (群馬県草津町 国道292号線 長野県志賀高原へ2014年)
11.須賀尾峠(群馬県草津町 国道406号線 高崎市倉渕村へ 2017年)
12.二度上峠(群馬県倉渕村 県道54号線 北軽井沢へ 2017年)
13.地蔵峠(群馬県倉渕村 県道33号線 松井田町へ 2016年)
14.碓氷峠(群馬県横川町 旧国道18号線 長野県軽井沢へ 2016年)
15.内山峠(群馬県下仁田町 国道254号線 長野県佐久市へ 2015年)
16.田口峠(群馬県南牧村 県道93号線 長野県佐久市へ 2014年)
17.塩ノ沢峠(群馬県下仁田町県道45号線 上野村へ 2015年)
18.十石峠(群馬県下仁田町 国道299号線 長野県佐久市へ 2015年)
19.ぶどう峠(群馬県上野村 県道124号線 長野県北相木村 2015年)
20.志賀坂峠(群馬県上野村 国道299号線 埼玉県小鹿野町 2014年)
21.穴切峠(群馬県桐生市 県道66号線 栃木県足利市 2017年)
22.牛石峠(群馬県前橋市 県道16号線 赤城山小沼へ 2016年)
23.矢久峠(群馬県神流町 県道282号線 埼玉県秩父市 未踏破 )
24.土坂峠(群馬県神流町 県道71号線 埼玉県秩父市 未踏破 )
25.地蔵峠(群馬県嬬恋村 県道94号線 長野県東御市 未踏破 )
26.鳥居峠(群馬県嬬恋村 国道144号線 長野県上田市 2016年)
27.万座峠(群馬県草津町 県道466号線 長野県小布施町 未踏破 )
<おおよその位置>

1.三国峠(群馬県水上町 国道17号線 新潟県湯沢へ 2016年)
群馬県と新潟県を結ぶ国道17号線の頂上付近である
群馬県でこの名前を知らない人はもぐりといわれても仕方が無いくらい有名である
国道17号線は猿ヶ京温泉のあたりからは車がぐっと少なくなり、比較的整備され
た道路を登っていく。
信号もほとんどなくなり快適なルートになる
頂上はトンネルになり、明確な頂点は感じられない
トンネルの出口からは、新潟県になり、どちらかと言えば群馬側よりカーブがゆるく
スピードがのる
越後湯沢で高速と合流し街もにぎやかになっていく
2.坤六峠(群馬県水上町 県道63号線 片品村へ 2015年)(こんろく)
昔、群馬県知事に神田坤六さんという人がおり、そこから坤六峠と名がついた
私は知らないがその頃出来たようである
尾瀬ヶ原への玄関口である鳩待峠の入口はこの峠を通る
バイクで走るには寒さ対策が必要、当然冬は閉鎖される
3.金精峠(群馬県片品村 国道120号線 栃木県中禅寺湖へ2016年)
これも日光へ抜ける峠として群馬では知らない人はいない
沼田から国道120号線で整備された道を行くと、途中に吹き割の滝がある
120号線は日本ロマンチック街道の一部であり、所々で川魚料理やきのこ料理、
蕎麦屋などの店が並ぶ
峠を抜けると急な下りで中禅寺湖に続く
高崎からなら5〜6時間で往復できるため、秋の紅葉のきれいな頃に、日が短く
なってきても充分に楽しめるルートである
4.背嶺峠(群馬県川場村 県道64号線 片品村へ 2016年)
沼田から国道120号線で吹き割の滝まで行き、そこから引き返して途中で花咲き
の湯に向かう、日帰り温泉で大きくは無いが、食事もおいしくてゆっくりできる
花咲きの湯から川場村に向かう途中にちょっと急な峠を越える、これが背嶺峠で
ある、多少1車線の部分もあるが狭くは無い
川場村には道の駅が有り、花の寺で有名な吉祥寺、D51に宿泊できるホテルも
ある、ドライブルートとしては、最近売り出し中の望郷ラインが村を横切ってお
り、水上方面へも赤城方面へも快適な道路である
5.椎坂峠(群馬県沼田市 国道120号線 片品村へ 2017年)
椎坂峠は今は直前でトンネルが出来、旧道になりつつある
以前は峠にドライブインがあり、そこに「なにこれ珍百景」で登録されたゴルフ
の打ちっぱなしがあった
ティーを前にして立つと、目の前にはるかかなたの沼田市まで一望できるパノラマ
ビューは広がっていた
通行車両が少ないのがすたれた原因かもしれない
国道120号線はトンネルができたおかげで、スキーシーズンでも安心して通れる
ようになった、また峠を通るより20分位早くなったと思う
良い事とは思うが、古き良きものが一つ無くなった悲しさもまたある
6.今井峠(群馬県沼田市 国道145号線 中之条町へ 2017年)
沼田から国道17号線に別れを告げ、坂道を登るとロックハート城が見えてくる
そこからしばらくすると頂上のはずなのだが、あまり高く上ったという道ではない
ずっと2車線でカーブも緩く、短いのでそう思うのかもしれない
今回峠を地図で探していてなんだここも峠だったのかという感じである
しかし、地元の人にとっては坂がゆるいのは良い事であり、バイク乗りが文句を
言うべきではないであろう
7.大道峠(群馬県月夜野村 県道53号線 中之条町へ 2013年)
月夜野町のはずれに匠の里という、今風に言うテーマパークがある
昔の宿場町を再現し、食事所だけでなく、木工所や織物、ガラス工芸等を自分で
作れる場所もある
遊園地とは違うが、自分で作品にチャレンジできる楽しい村である
私はここでガラスに絵を吹きつける作業にチャレンジし、ウイスキーのグラスに
我が家の猫の絵を描いたグラスで今も酒を飲んでいる
母を連れてきて蕎麦を食べた事もある、年寄りも楽しいと思える数少ない場所である
この匠の里の中ほどから県道53号線が中之条町に向かって走っている
道幅は1車線の所もあるが荒れた所は無い
途中には民家もほとんどなく、ゆっくりとワインディングを楽しむには良い道である
大道峠を過ぎてからもしばらく道が続き、何本か別れ道もあり町が見えてくると
ほっとした覚えがある
ナビがあれば問題ないが、紙の地図だけだと別れ道は慎重を要す
8.暮坂峠(群馬県中之条町 県道55号線 六合村へ 2011年)
中之条から四万温泉方面に向うと大きな橋が見えてくる
渡ってすぐに沢渡温泉が見えてくる
この県道55号線も日本ロマンチック街道に指定されており、表道路の国道145
号線よりも、ドライブには快適である
昔は結構険しい山道だったが現在はほとんど急なカーブもない2車線の安全な
道路である
頂上には若山牧水の記念碑があり、暮坂峠をうたった碑が立っている
峠を過ぎればすぐに国道405号線に出る
この分岐点を下れば長野原町、登れば野反湖と草津温泉方面である
9.野反峠(群馬県六合村 国道405号線 野反湖へ 2016年)
暮坂峠から国道405号線にのり、坂道を延々を登る
途中には温泉が何箇所もある、皆大きくは無いが、旅館が点在する
子供が小さい頃尻焼き温泉に入りに行った
ここは川がそのまま温泉になっている、脱衣所は無い
皆水着で遊んである、中には川の対岸にテントを張っている者もいる
前日に雨が降ると温度が温くて入れない
水が少ないと川の底から温泉が湧いているため熱くて入れない
幸い、川の端に小さな湯舟が用意されているので、そこなら温度調節
も容易である、地元の方の御好意と思われる
更に登っていくと頂上付近が野反峠である
峠は休憩所になっており、そこから湖が見渡せる
対岸にキャンプ施設がある
ここは私の好きな場所の一つである
理由は音がしないから
風の無い時にここをおとずれると、湖が盆地になっており、山の周り
の音が全く聞こえない、湖も草も音を立てない
本来の静寂とはこういう事かというのが判る
静かすぎて耳鳴りがする、何も聞こえないというのはマイナスの音が
しているように感じるのである
更に耳を澄ますと自分の体に流れる血液の音が、心音が、肺が空気を
吸いこむ音が聞こえるような気がする
聞こえたと思った瞬間にまた聞こえなくなる
うまく表現できない自分がもどかしいが、ぜひ体感してほしいと思う
10.渋峠 (群馬県草津町 国道292号線 長野県志賀高原へ2014年)
ごぞんじ日本で一番高い所を走る国道であり、その場所が渋峠である
草津町を通り過ぎて白根山に向かう、やがて硫黄のにおいがして所々
黄色の地面が見える山道に出る
ここは昔、高校生が集団で硫黄のガスにやられたというニュースが
あった、あれから40年位が経っているが、どんなに整備しても自然が
相手なので限界がある
バイクだと空気の変化がダイレクトに伝わってくる
空気がどんどん冷たくなり、匂いがきつくなり、ちょっと息を停めた
くらいでは通過できない距離を大きく吸い込まないように必死で登る
匂いを感じなくなる頃には周囲はすばらしい景色に変貌する
途中には見晴らし台もある
やがて大きな建物が見えてくる、白根山の火口を見られる休憩所である
火口ももちろん珍しい景色であり、一見の価値はあるが、私のお勧め
は道の反対側にある湿原である
ここを散策すると、人間どうしでギスギスと暮しているのが嫌になる
11.須賀尾峠(群馬県草津町 国道406号線 高崎市倉渕村へ 2017年)
2016年に国道145号線の八ツ場(やんば)ダム周辺の道路がダ
ム湖ができるため高い所に作りなおされた
これに伴い国道406号線の入口も従来の細い一車線から整備された
おそらくダム建設が遅れなければもっとずっと早く整備されていたと
思う
このため、入口から倉渕の58号線との合流地点は全く手付かずに
なってしまい、ほとんど人口が増えないままとなっている
ここには温(ぬる)川温泉、薬師温泉、鳩の湯の三つの温泉宿がある
テレビで全国秘湯の宿特集が有り、紹介されてから人が増えた
一度いった客はリピーターとなり、結構繁盛するようになったらしい
湯治湯的な客が多く、一泊五千円程度なのも人気の理由らしい
須賀尾峠はこの温泉と草津を結ぶ中間にあり、国道でありながら
地元の人しか知らないような道である
高崎方面への間道になっており、ほとんど信号の無いバイク乗りには
良い道である
12.二度上峠(群馬県倉渕村 県道54号線 北軽井沢へ 2017年)
高崎から国道406号線を北上し、倉渕村の奥のこれから山道にかかる
と思われる直前に北軽井沢への曲がり道が表れる
これが県道54号線である
倉渕村からわらび平入口までは2車線の広い道が整備され、快適に
走れる、ただし、わらび平の近くの泥や砂を溜めておく道路工事用
の設備が有り、大型ダンプが勢いよく飛ばしている
また、バイク族が集団で移動するのを見る事もあるので、カーブの
すれ違い等で注意が必要である
峠の頂上付近は急坂で道も狭くなっている所がある
頂上から北軽井沢側は道がやや狭い
付近には別荘が点在するため、大人しい運転が要求される
当然だが冬季は自然閉鎖される
北軽井沢の国道146号線との交差点は言わば休憩ポイントとなり
コンビニは結構繁盛している
13.地蔵峠(群馬県倉渕村 県道33号線 松井田町へ 2016年)
上記県道54号線のちょっと南に松井田方面の曲がり角がある
曲がってしばらくは烏川にそって南下するが、やがて山の中をくね
くねと登っていく
徐々に道が細くなっていくが、少しずつ二車線化しているようである
カーブの曲がり際に突然、工事中のかんばんが出現する事がある
峠はそれほど標高が高いわけではないので、松井田に近ずくと
しばらくは田舎道が続く
14.碓氷峠(群馬県横川町 旧国道18号線 長野県軽井沢へ 2016年)
群馬県人にとっては知らない人のいない峠である
江戸時代以前から、西と東を結ぶ街道として、中山道は親しまれて
きたが、碓氷峠は私が知っているだけで5本の道がある
その内、高速道と碓氷バイパスが現在の主要道路であり、旧国道は
紅葉シーズンの観光道路としてまだ人通りが多い、途中には鉄道
後が見学できるようになっており、小さいが駐車場もある
横川駅からは線路跡を歩道に改築し、遊歩道として解放している
遊歩道の終点にはレストランが有り、一日楽しく歩ける
旧国道は漫画の舞台にもなり、峠の走り屋が大勢来た事もあった
残りの2つは、車はおろか歩いていくのも一苦労の荒れた道である
昔はここを歩いて登り、しかも途中に関所があり、厳しく取り締
まったのであろう
しかし、ここまで登ってきて帰れといわれたらどんな気持ちで引き
返したのだろう
碓氷峠は新道や高速道でなく、旧道にこそ味わいがある
15.内山峠(群馬県下仁田町 国道254号線 長野県佐久市へ 2015年)
世界遺産に登録された富岡市から西の長野方面へ向かうと下仁田町
を過ぎるあたりからだんだん峠らしくなってきて、やがてトンネル
を抜けると長野県に出る
昔は峠だったのだがトンネルになりずいぶん楽になったが、それで
も群馬県側は細かいカーブが連続し結構長く感じる
反面長野県側はカーブが緩く、道も広い
群馬と長野の県境の道は、概ね同じ傾向にある
群馬側が急で狭く、長野側は広くゆったりしている
設計者の腕なのだろうか、他に要因があるのだろうか
そのため、群馬側は下仁田を過ぎると店はおろか民家もほとんど
ないのだが、長野側は頂上から少し降りると店が見えてくる
ドライブイン等でトイレがあるとほっとする
16.田口峠(群馬県南牧村 県道93号線 長野県佐久市へ 2014年)
下仁田から南へ延びる県道45号線を行くと南牧村の集落が見えて
くる、道の駅やラーメン屋もあり、旅人を振り向かせようという
意識が好感が持てる
この村は平均年齢65歳以上の比率が最も高い村なのだそうである
以前大雪が降った時は道が遮断され陸の孤島になった事もある
現代の便利さに慣れてしまった感覚では、こういった僻地に暮すの
は容易ではないように感じる
昔は、焚き火用の小枝を拾い、川で洗濯し、自給自足をある程度
安く出来たらしいが、現代の様に電気や水道があると、その使用料
を稼ぐために町に出て働かなくてはならない、すると車代とガソリン
代、また山の木や草を退治するための工具や機械のお金等が必要に
なる、結局山にこもりきりという訳にはいかないのである
それでもここで暮す人達がいる
そんな集落を過ぎ、県道93号線方面に向かうと、ますます民家が
減っていき、やがて登り道が始まる
頂上の田口峠付近には公共の建物があるが何の建物か判らない
頂上を過ぎるとしばらくは群馬側同様一車線だが、やがて所々直線
ある2車線になってゆく
国道141号線に出る
17.塩ノ沢峠(群馬県下仁田町県道45号線 上野村へ 2015年)
南牧村で県道93号線に曲がらずに、真っすぐ行くと、長い最近
出来たばかりのトンネルにでる
抜ければ上野村である
以前はこのトンネルの替わりに文字通り峠越えをしなければならな
かった、トンネルのおかげで30分位早くなり、しかもストレスが
なくなった、上野村に行くのに下仁田から行くか、鬼石から行くか
悩んだものである、その位大変だった
塩ノ沢峠の付近には横方向に御荷鉾林道が走っていたが、私は御荷
鉾林道は走った事が無い
鬼石のあたりに起点が有りそこまで行ったのだが通行止めになって
いた、また万場のあたりから入るとそこもだめだった
ツーリングマップルでは走れる事になっているが、相当な悪路で
私レベルのスクーターに乗ったおじちゃんでは無理なのかもしれない
18.十石峠(群馬県下仁田町 国道299号線 長野県佐久市へ 2015年)
上野村へ鬼石から走っていき、その先へ行こうとするとルートは3つ
ある、一つは上記下仁田へ出る道、現在はここが一番楽になった
十石峠は年がら年中崖崩れを起こしており、また冬季は通れない、
大雨が降っても通れなくなる事が有り、通れたら運がいい
昔は塩や米を運ぶ道だったとの事だが、危険な道であった事が推測
される
20才の頃に走った時はまだ舗装されておらず、ガードレールも
ない道を、背中に冷や汗を流しながら走った思い出がある
あまりに崖崩れが多いため、群馬県側にはもう一本迂回路があるの
だが、こちらも似たか寄ったかで不通になり不具合である
例によって長野県側はさほどでもない普通の山道である
19.ぶどう峠(群馬県上野村 県道124号線 長野県北相木村 2015年)
名前がひらがなで果物を連想させるため面白いのですぐに覚える
道は冬季閉鎖で5月になると門があく
峠の前に、御巣鷹山に分かれる分岐点がある
飛行機が墜落してから、道が整備され、本道よりもりっぱになって
しまったため、間違えそうになる
頂上には標識がある
群馬側は急カーブ、急斜面で狭い一車線である
長野側はそれからみればかなりゆるい一車線になる
北相木村は農業の平均収入が1500万円になるということでテレビ
で紹介された事もある、日本では珍しい農業の成功地域である
山の中にナイロンをかぶった畑が見え、そこを大きなトラクターが
動いている事がある
北相木村を過ぎると国道141号線に出る、ここから北に行けば佐久
南にいけば清里である
20.志賀坂峠(群馬県上野村 国道299号線 埼玉県小鹿野町 2014年)
上野村から鬼石の方へ10Km程戻った所に恐竜センターがある
ここから国道299号線が秩父の方へ向っており途中の志賀坂峠の
付近で恐竜の足跡の化石がみつかり、それを記念して作られたよう
である
群馬県側は峠まで短く急な坂を5Km程上がれば頂上に付く
しかし埼玉県側は長く、この道でいいのかと不安になる
赤谷温泉までくるとほっとする
実は峠の近くに八丁峠に向かう枝道が有り、大丈夫と思っていても
そちらへ間違って曲がるのが怖いのである
小鹿野町に着けば、バイクの街でもあり安心してしまい、ついわらじ
カツに走ってしまう
21.穴切峠(群馬県桐生市 県道66号線 栃木県足利市 2017年)
私は大学時代桐生に住んでいた、ここでバイクの免許を取った
90ccのバイクを買ってもらい通学に使用した
バイクに乗り始めてすぐは移動範囲が大きく広がるためとても楽し
かった、そして下宿先から先の道はどうなっているのだろうと
興味本位で桐生川の上流まで何回も行った
ついに人工のダム湖の横から足利市へ抜ける事に成功した
当時は悪路であったため、私にとっては大冒険であった
桐生市と足利市は間に山岳地帯がある
これを乗り越える道は狭い山道が2本あるだけである
国道50号線は混んでいたため、その後学校を卒業するまで何回か
この道を走った
その後、バイク族締め出しのためか、125cc〜250ccの
バイクだけ通行禁止という理解に苦しむかんばんが桐生側にだけ
立っている
反対側から走ってきて湖の休憩所でこのかんばんを発見し、
違反してしまったという後悔と、なんだか無性に腹が立ったのを
覚えている
22.牛石峠(群馬県前橋市 県道16号線 赤城山小沼へ 2016年)
赤城山へ登るには大きく3つのルートがある
県道16号線は大胡町から赤城神社へ向い、途中でキャンプ場に
向う道に曲がり、赤城千本桜の上に出て、小沼へ抜ける3本の内
最も細い道である
忠治温泉のあたりから1車線になり、すれ違いに神経を使う
走っていてずっと登りであり牛石峠がどこなのか良く判らない
多分小沼まであと数キロという所で木立の陰から下界が見える
場所に出て、そこから下りになるのでその辺かなと思う
たいていは小沼を横目に通り過ぎて、東側のロープウエー乗り場
の跡地で休憩する
ここから昔はロープウエーが大間々方面に向かってあったのだが
下の方の乗り場があまり交通の便が良くないため廃線になった
私が20代の頃に下の方に行った時は既に廃線だったので、短い
期間だったようである
今は下はキャンプ場になっており、上はドライブインになっている
そして見ものはロープウエーの土台がしっかり残っており、横に
階段が付いている事である
距離は目視できる程度なので健脚の人は往復出来そうである
(私はいやだけど)
景色は絶景である、紅葉の時期が特に好きだ
牛石峠から話がそれてしまったが、牛石峠自体が感銘が薄いので
こうなってしまった
23.矢久峠(群馬県神流町 県道282号線 埼玉県秩父市 未踏破 )
24.土坂峠(群馬県神流町 県道71号線 埼玉県秩父市 未踏破 )
25.地蔵峠(群馬県嬬恋村 県道94号線 長野県東御市 未踏破 )
26.鳥居峠(群馬県嬬恋村 国道144号線 長野県上田市 2016年)
長野県上田市からいつも通り軽井沢に出るのもつまらないと思い、
菅平を通って帰る事にした
菅平までは良かったのだが、鳥居峠はちょっと狭くて急な峠だった
途中真田の郷があるとかんばんがあったがその時はちらっと見ただ
けで、通り過ぎた
後で妻と車で見に行ったのが、テレビで話題になった後だけに、
観光地としていろいろ整備されていた
群馬側は良く覚えていない、嬬恋に入ると比較的平坦でカーブも
緩やかだったように記憶している
嬬恋の駅まで出れば民家も多く信号もあり、群馬の普通の道になる
途中で嬬恋パノラマラインを横切るが、曲がれば北軽井沢に出られる
27.万座峠(群馬県草津町 県道466号線 長野県小布施町 未踏破 )
国道292号線で渋峠の手前に万座温泉方面の標識が有り、そちらに
曲がると、県道466号線に入る
万座温泉までは下っていき、そこからまた登りになる
頂上付近が万座峠である
この道はそこから先に行った事が無い、私が行った時は通行止めだった
地図で見ると小布施方面へ抜けられるとなっているが、かなりの山道を
覚悟したほうが良さそうである
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