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1.赤城一周
・工程 前橋4号線馬事公苑―国道353号線を渋川方面―県道70号線―
農道を通り沼田方面―園原ダム方面―根利―県道62号線―
道の駅黒保根山びこ―国道122号線―国道353号線
・特徴
あまりにも定番すぎてバイク乗りでなくてもみんなが知っているルート
群馬県になじみのない人のためと思って読んでほしい
<赤城周回道から見た榛名山>私の好きな景色の一つ

スタートを馬事公苑としたが、要するに一周なのでどこからでも良い
県外からなら関越道赤城ICのほうがよいかもしれない
南側は国道353号線がほとんどであり、コーナーもあるが比較的車も多く
また時折信号もある、従って混雑を避けるなら2〜3Km上を走る通称第2
南面を走るのがお勧めである
反面353号線のように道の駅や、コンビニは無く、またフラワーパークや
ドイツ村のような立ち寄りスポットがないのはしかたがない
北側は農道が時折沼田市街を眼下に見ながら気持ち良く走れる
園原ダムの先の県道62号線は木立の中をワインディングが続く道である
国道122号線を大間々に向かい、再び353号線に乗るまでは、民家の
多い混雑した道である
一周すると約120Kmくらいか?、ほぼ3時間かかる
<県道4号線中腹の赤城大鳥居>

<赤城から見た榛名山>

<赤城大鳥居周辺から南を見ると秩父連山が見える>

<馬事公苑付近の牧場と榛名山>

<馬事公苑付近から見た前橋の街並みと秩父連山、その奥はアルプス>

<国道353号線沿いにある大胡ぐりーんふらわー牧場>

<赤城神社、この奥に清水が湧いておりいつも人が並んでいる>

<フラワーパーク 有料だが一見の価値はある>

<赤城神社への道と松並木、その横には参道が整備されている>

<国道353号線からの景色>

<大間々から渡良瀬渓谷鉄道沿いに進むと水沼温泉駅がある>

<バイクのたまり場草木ダム>
今はご覧の様にバイクが止まれないように禁止表示がされている
その結果誰もいなくなったということは非常に善良な人々だったということになる
何も善良な人まで追い出さなくてもと思うが、バイクと言うだけで毛嫌いする人と、
その人の個人的意見で税金で追い出しマークを書くお役人
小学生のいじめっ子と全く同じ構造がここでも見える
弱者や善良な人はいじめられる側に回り、逃げまどうのか

・休憩ポイント
道の駅はもちろんだが、裏面の園原ダムから2Km程根利に向かった所に
ある南郷という村に旧民家を見られる休憩施設がある
また国道122号線に出る手前に昔の赤城ロープウェイ跡地に向かう道が
あり、今では利平茶屋森林公園となっている
そこから上を見ると赤城山頂上の茶屋が見える
大間々には高津戸峡という渓谷の美しい場所があり、つり橋から渡良瀬川
を見ることが出来る
また、今回のルートから少し外れれば、梨木温泉、赤城温泉、赤城神社
千本桜等々観光地赤城としての有名どころを楽しめる
赤城一周でなく頂上に登ってしまえば、それもまた楽しいルートである
この周辺は日本ロマンチック街道に含まれるので、景色は良い
・食事所
県道4号線の馬事公苑周辺は、そば街道と呼ばれ蕎麦屋が軒を連ねて
いる
強いて一軒を挙げろと言われたら、旧赤城山料金所の100m程下にあ
る桑風庵本店に異論を唱える人はいないと思う
お昼時にいくと満員で1時間以上待たされるので、少し時間をずらしてい
くと良い
難点は高いこと、しかし量は十分なので満足度は高いと思う
溝呂木から353号線を少し下った所にある、「竹炭」をかんばんに書いて
ある店、定食屋だが、エビてんぷら定食はエビがでかいので有名である
店の名前は忘れた、他人が頼んだのを見てあまりにでかいので私は食べ
るのをあきらめた
群馬には「とんとんグランプリ」なるものがある、上州麦豚を使った料理の
コンテストであるが、馬事公苑から2Kmほど353号線を東に走ると「とん
とん亭」が現れる、一度食べてみてはいかが
番外として、赤城神社の湧水を挙げておく、近くのレストラン等でも汲みに
くるおいしい水である、自宅に帰りコーヒー等いれると一味違うかな?
・見所
いままでの説明でほとんど出ているが、赤城山全体でみればまだまだ観光
案内などで紹介されている場所がたくさんある
バイク乗りとしては、網の目の様に走っている林道を挙げておく
きのこや山菜取りの人用ではないかと思う車がたくさん奥の方まで走っている
終日トレッキングを楽しんでみるのもお勧めである
この場合バイクはジュベル200の様なタイプが向いていると思われがちだが
道路はほとんど舗装であり、どんなバイクでもほとんど楽しさは変わらない
*富士見町について
赤城南面に富士見という地名がある
富士見という地名は長野県や埼玉県、東京都にもあるらしいが、要するに
富士山が見えるという意味である
ツーリングで近県を走ってみると、埼玉、栃木、茨城、千葉、東京と北関東
の群馬以外の場所では富士山は当たり前に見える場所が多い事に気付いた
つまり、当り前に見える場所では富士見という名前は付かないのである
とてもきれいに見えるか、周囲で見えるのはその場所だけかそんな場所に
富士見の名前が付けられる
群馬県は富士山方向に秩父連峰(というか判らないが)があり、その陰になり、
富士山が見えないのである
だから富士山が見える場所は貴重であり、富士見という地名がついたと推測
される
実際見えるのは富士見町のごく一部の場所であり、手前の山の間から少し
頂上が見えるだけである
また見える日は1年間で数日だけと地元の人が言っていた
私も数回見ただけである
もし、赤城山の南側を周回中に富士山が見えたらあなたは相当運がいい
これも見所とならないだろうか
赤城山の山々の一つに南側に突き出た鍋割山と言うのがある
最近(2015年10月)登ったのだがここからなら富士山が間違いなく見られる
ただし晴れていればだが、群馬から山梨まで全て空気が澄んでいなくては
見られない、この日はやや霞が掛っており、うっすらと見えただけだった
これでも運がいい方である
<富士と前橋市街と飛行機>あの飛行機に乗れたらと思うのは私だけではないだろう
おそらく下界は煙っているので富士山は見られないだろう、山に登った御褒美か

<赤城山の鍋割山から見た榛名山と浅間山>手前のごつごつしたのが榛名山
で、奥に煙を吐いているのが浅間山である、浅間が煙を吐いているのは珍しく
ない、実際は上空の空気が暖められて雲が出来ているのかもしれないが、
そこまではわからない
