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価格と性能は対数比例?
別にバイクに限った話ではないが、価格相応と感じるものと異常に高いと
感じるものがある
車ではスーパーカーやスポーツカーというジャンルがそんな感じがする
スカイラインGTRが1000万円とすると、それより性能が明らかに劣るの
に「車の性能は早さだけではない」といいながら数千万円の値が付く
納得するかしないかは別にして、それなりの理由が判ったものはまだいい
例えば外車が本国に比べ100万円程度高くなるのは、左から右ハンドル
に変更したからだとか、ヘッドライトの向きを左側に変更するなど、税関を
通す際に日本独特のルールがある等である
反対に日本の車を海外で買おうとすると同じような理由で高くなる
しかし先のプレミアムカーとでもいうのか特別に高い車には作り方が下手
だからとしか言いようのない値段の付け方をしているものがある
しかもそれでも買う人がいるのである
いわゆる量販車は価格と性能は納得のいく対応があると感じる
ターボだから10万円高いとか、1800ccに比べ2000ccは20万円高い
といった感じで、どちらにするか迷うということは価格相応と言う事だと思う
これがある領域を超えると、性能差に対して異常な価格の上がり方をする
ように感じる
例えば馬力が200馬力位までは価格に大きな差はないが300馬力、400
馬力となると価格が5倍〜10倍位に跳ね上がる
希少価値とか、大量生産できないというのが理由だと思う
仮に性能が2倍で10倍、3倍で100倍に変化するなら対数比例だがそうと
も言えない様である
馬力で言えば500馬力位に飽和点があり、その近辺は1000万円〜1億円
位でばらついている
価格と言うのは提供する側と購入する側の一致点である
これだけかかりましただけでは価格は決まらない
絵画のように元手に関係なく数億円の値が付く商品もある
それがこんなにばらついて決められている現実を見ると私には理解できない
価格設定の失敗というのを一度も聞かないのが不思議である
知らないのは私だけか?
私が気に入ったバイクはどういうわけか不人気車ばかりである
このため、絶版になるあたりで中古車を買うとものすごく安いのだが、20年
程するとレアもの車となる事がある
例えばスカイウェイブ400のウィンターバージョンは案外レアものだったので
はと思っている
乗りたかったなぁと思うバイクにスズキサベージがあるが、あれも不人気車だ
といわれていた
しかし、未だに根強いファンがいるらしい
特に650ccのベルトドライブ車がいいらしい、同感である
価格と言うのはいい加減だなとつくづく思う次第である
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