趣味の体系図
私はストレスがたまると趣味で発散させようとする癖があるらしい
最も趣味が多かったのは、仕事が忙しくて残業だけで100時間を
超えていた時だった
その時は30近く趣味があった
もちろん全てを常時やっていたわけではないが、仕事以外の時間は
趣味に関わる本を読んだり、練習をしていたりすることも趣味の内
ととらえるとこの位やっていたのである
別の項で書いたが生涯で4000時間を超えないと趣味とは呼べな
いという定義からは外れるレベルのものも多かった
例えば競馬は馬の名前を覚える前にやめてしまった
金をかけた割に面白さが足りないというのが理由だが、本当の面白
さが判らない内にやめてしまったともいえる
今やっている趣味の幾つかはたがいに連鎖しているといえるものが
あることに気がついた
例えば、
将棋が趣味だが、新聞の将棋欄の隣に囲碁欄があり、後になって
本格的にやるときの助けになった
また詰将棋も面白くて指し将棋とは別に打ち込んだ時期がある
麻雀も室内ゲームという感覚で違和感なく入れた
つまり将棋がきっかけになり幾つかの趣味の連鎖とでもいうような
ものがある
バイクで良い景色を見に行く
良い景色を写真に撮る
写真をパソコンで整理する
お寺は札所巡りとしてホームページに文章付きでまとめる
パソコンで編集して絵になる部分を切りだす
画用紙に薄く印刷して、絵具で塗る
といった具合である
更に、瓢箪を作り
漢詩やことわざを筆で書く(お寺巡りの写経で道具がある)
裏面には絵を描く(絵を描く趣味を持っている)
尺八を吹く趣味は、
・学生時代にブラスバンドをやっていた素養がある
・また、社会人になってしばらくの間、エレキギターを弾いていた
・カラオケが好きで歌謡曲の曲集を持っている
といったことがバックボーンになっている

こういった連鎖で趣味を持つと入りやすいのと、上達しやすい事
更に続けやすいといったメリットがある
商売でも基礎技術が共通の商品を横展開して幅を広げるケースが多いのと
似ている
逆に言うと連鎖している趣味の内一つが出来なくなると、全体に影響して
しまうというのが欠点かもしれない
例えばバイクに乗れなくなると絵を描く趣味が続かなくなるといった具合
である、他の人にとっては問題ないと思われる事が、私にとっては重大な
転機となるのである
今後も私の趣味の体系図は変化していくと思うが、いつまでもできるだけ多様な
趣味を持ち続けたいと思っている
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